claude skill prompts 公式まとめ
著者: ClaudeMix Team |
Claude 3.5 Sonnet / 3.7 Sonnet の能力を最大限に引き出すため、以下の階層でプロンプトを構造化します。
① 発見性の設計(Metadata & Description)
プロンプトがどれほど優秀でも、Claudeに「今これを使うべきだ」と判断されなければ意味がありません。
- 具体性 : 「コードを書く」ではなく「TypeScriptの関数を3層分離アーキテクチャに基づいてリファクタリングする」と記述します。
- トリガーキーワード : Claudeがユーザーの意図を汲み取れるよう、具体的なコンテキスト(例: "Remix", "Unit Test", "Edge Cases")を
descriptionに含めます。
② 思考の統制(SKILL.md 本文)
AIに「製造ライン」としての規律を守らせるための技術です。
- XMLタグによる構造化 : 指示、制約、入力を
<instructions>や<constraints>タグで囲み、情報の境界を明確にします。 - 思考の連鎖 (CoT): 「回答の前に、まず現在のコードの構造を分析し、修正計画をステップバイステップで提示してください」と指示し、論理的な飛躍を防ぎます。
③ 動的コンテキスト(Dynamic Injection)
静的な指示ではなく、プロジェクトの「今」をプロンプトに注入します。
!commandの活用 :!git diffや!ls -Rをプロンプト内に埋め込み、最新の状況に基づいた推論を行わせます。- プログレッシブ開示 : 巨大なプロンプトは精度を下げるため、詳細な例示は
reference.mdに分離し、必要な時だけ読み込ませる構成にします。
3. 実装テクニック:Skill時代のベストプラクティス
明確性と直接性(原則)
主観的な言葉(「きれいに」「適切に」)を徹底的に排除し、エンジニアリングとして評価可能な基準を与えます。
- 悪い例 : 「テストを書いて」
- 良い例 : 「
vitestを使用し、カバレッジ100%を目指して、正常系2ケース・異常系3ケースのテストコードを生成してください」。
マルチショット例示(習熟)
1つの指示より、3つの「理想的な入出力例」の方が、AIの出力の振れ幅を最小限に抑えられます。
- 複雑なアーキテクチャ(Remixの3層分離など)を維持させる場合、必ず成功パターンのコード例を
SKILL.mdまたはtemplates/に含めます。
レスポンス事前入力(誘導)
JSONや特定のフォーマットで出力させたい場合、出力の冒頭({ "result": 等)を指定することで、不要な挨拶を省き、パースエラーを防ぎます。
4. Layer 1(公式準拠)への適用:ClaudeMix流
優作さんの戦略に基づき、これらの技術を以下のファイル構成で実戦投入します。
.claude/skills/
├── logic-architect/
│ ├── SKILL.md # XMLタグとCoTを駆使した、純粋関数の設計支援
│ └── reference.md # 過去の優れた設計パターンの例示(マルチショット)
└── security-guard/
├── SKILL.md # 認証・認可の不備を指摘する「用心棒」
└── scripts/ # 依存関係をチェックする動的コマンド
運用の鍵
/clearの徹底 : 会話が長くなり、AIの「製造ライン」にノイズが混じり始めたら、迷わずコンテキストをリセットします。- 計画優先 : コーディングを許可する前に、必ず
<plan>タグ内で計画を立てさせ、承認した後に実装へ移行させます。
